就学前の子供が、スマートフォン・タブレット・パソコン・テレビ・ゲーム機などのメディアを見ている「スクリーンタイム」が長いと、睡眠の質の低下や、言語力や認知力の発達の低下につながるおそれがあるという調査結果を、英国のニューカッスル大学が発表しました。もちろん、今後の再調査や追調査の結果を持って判断することなので、今の段階で決めつけることはできませんが、子育てをされている方にとっては気になるニュースかと思います。
生まれたときにはスマホがある今の子育て世代とって、子どもが興味を持って、静かに見ててくれる動画やゲームは、大変ありがたいツールかもしれません。
この夏休みも、遊園地などの待ち時間でスマホやゲームで気を紛らわせる子を多く見かけました。それがもう、今の常識なのでしょう。
子どもが動画やゲームに機嫌よく集中している間に洗濯物を干したり、掃除をしたりと、やることが山ほどある子育て世代に方にとって、「脳や目に悪いから見てはいけません」と簡単にできるものではないでしょうし、またこれからの時代は逆にどのように付き合っていくかを考えるほうが建設的です。
今回の記事は、正解のない子育ての中で、スマホやゲームがどう影響するのか、ほんの少し考えてみる時間を与えてくれます。