教育研究家 妹尾昌俊氏が指摘する、学校の先生がなぜ忙しいのか。毎年夏になるとこのテーマが盛り上がるのは偶然でしょうか。
働き方改革が会社員の働き方の変化に一定の影響を与え、変わる会社は変わることができました。(そうでない会社もありますが)
ところが学校という特殊な枠組みで働く先生たちには、なかなか大きな変化がないと言われています。クラブ活動を外注しよう、オンラインで授業をしよう、外部の人をもっと頼ろう、いっそやらない行事を決めようなど、色々な案はあるようです。何よりも半世紀以上前に定められた特給法(先生方のお給料には、あらかじめ残業代が含まれており、残業代がつかないことを規定したもの。ただし、それが定められた当時の先生がたの平均残業時間は長くて月8時間で、そこから4%という数字が算出されましたの見直しは急務でしょう。公務員でもっともブラックと言われる学校の先生たちは、世の中にとってとても大切な仕事でありながら、なりたいと希望する若者は目も当てられないほど減っています。先生方にとって働きやすい学校作りは、大胆に先生ファーストで考えるくらいの思い切りが必要なのではないでしょうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc0579e6b123d3dcc2e4e9677f442fac7da21e41?page=3

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