福井大学病院 子どものこころ診療部・吉馴亮子医師のインタビュー記事を紹介します。
吉馴医師がおっしゃる通り、不登校の原因は様々で、夏休みの不規則な生活で昼夜逆転していたりするようなものから、親には言えないいじめや精神疾患が背景にあったり、幅広い原因があります。さらに、本人の健康状態や性格、ご家族の性格や関係性、地域の様子や関係性、学校の先生や友達・・・・など、考慮しなければならないことはたくさんあります。それをするのが、カウンセラーの役目ともいえるでしょう。
記事にも紹介されています通り、まずは規則正しい生活が大切です。これは睡眠や栄養の話だけでなく、それによって体が元気になることで、心も元気になります。不登校やひきこもりを経験された子によくみられる現象として、大きくなって、どうにか専門学校や大学、あるいは就職にこぎつけても、一日を過ごす体力がなかったり、心のエネルギーが少なくてすぐに折れてしまったり、「皆と一緒に同じことをやる」ことがそもそもできなかったりすることが多くあります。
そうならないように、小中学生のうちから、そうした当たり前のことを習慣的に守ることが大切なのでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95766a6a790ebc3e5c45ac6faa6b806133dbe4f8