介護する側のストレスの実態をさぐる - かんさい心理支援機構／認定カウンセラー試験

高齢者の増加に伴い介護問題が注目を集めていますが、中でも介護をする側のストレスは大変なものです。

男女比では、〜20代と30代〜では男女比が逆転しており、女性の方がストレス保有率が高くなっているというデータがあります。

私自身も介護施設の職員として勤務をした経験がありますが、施設内でのストレスは家庭内での介護とはまた違い、スタッフ同士の人間関係や、入居者様からの暴言や暴力、そしてこの記事でも「自分の病気や介護」が第2位に紹介されているように、身体介助での負担や、特に腰痛など、身体への負担が大きいのは確かです。

今後さらに少子高齢化が進み老老介護、又はヤングケアラーなど、避けられない現実が待っているように思いますが、他人事とは思わず、明日は我が身の気持ちで備えておく必要があるのではないでしょうか。

要介護者だけでなく、介護者や介護スタッフの負担が少なくなるよう、今後の介護問題への取り組みや動きに注目していきたいと思います。