不登校やひきこもりが大きな社会問題になって久しいはずですが、いまだに根本的な解決にはいたらず、年々増える一方にあるのかもしれません。
株式会社STARGATEでもLS豊中というフリースクールを大阪府豊中市で設置していますが、完全に自助努力で運営をしている状態です。
もちろん、豊中市には不登校やひきこもちの方のための相談先や、居場所がありますので、こうした民間の施設に頼らない行政の取り組みがあることは書き添えておきます。
さて、タイトルにあるように、不登校でも出席扱いになるのでしょうか。弊社のLS豊中でも、実際に市の担当者とこのあたりの確認をしましたが、最終的には校長先生の「判断」に委ねられるものの、特に義務教育である小中学生については、かなり前向きに、寛大なご判断をいただけると期待しています。そのために、フリースクールにどのくらい来ていたのか、何をどのくらいしたのか、校長先生が客観的な証拠として認めやすいような記録や文書を残しておく必要があります。
今の時代に、学校という一か所に集めて、一斉授業をするという、明治時代と変わらないやり方こそ変えるときにきた、という先進的な意見もありますが、人間はどうしてか、自分たちが受けてきた教育と同じものを子や孫の受けさせたがる不思議な傾向があります。教員採用試験も過去最悪の低調ぶりですが、オンラインを駆使し、学校なんて行かない、存在すらしない世界で子供が育つ時代が、いつか来るのでしょうか。